1 きつねうどん ★ :2025/05/01(木) 12:31:30.71 ID:uv3aqUEr
人間のケガの治りは、ヒトに最も近い親戚であるチンパンジーを含む霊長類の動物に比べて大幅に遅いことが、新しい研究により確かめられました。これは、人類の祖先がある時点からケガの治りが遅くなるように進化したことを示唆していると、科学者は考えています。
人間が傷を負うと、まず出血を防ぐために血が凝固し、続いて好中球やマクロファージなどの免疫細胞が傷口に駆けつけて細菌を退治し、異物や死んだ組織などを片付けます。その後、線維芽細胞が皮膚の素材であるコラーゲンなどを生成したり、新しい血管の形成により栄養素が供給されたりして、損傷した体組織の修復が進んでいきます。
このメカニズムは「再上皮化」と呼ばれており、チンパンジーなども似たようなプロセスでケガを治しますが、非ヒト霊長類と比べると人間の治癒速度は圧倒的に遅いといわれています。
この特徴がヒトに特有なものなのかや、系統進化の過程でいつ出現したのかを知るため、琉球大学の霊長類学者である松本晶子氏らの研究チームはヒト、非ヒト霊長類、それ以外の哺乳類の傷がどのように治るのかを観察する研究を行いました。
霊長類の実験では、野生で捕獲され、その後ケニア霊長類研究所で飼育された3種の霊長類に麻酔をかけて、直径40mmの創傷を作ってから、毎日の傷口の大きさや形状を測定しました。また、京都大学野生動物研究センターが保有する熊本サンクチュアリのチンパンジー5頭が自然に負った傷の写真の分析も行われました。さらに、研究チームは琉球大学病院で皮膚腫瘍の摘出手術を受けたボランティア24人の傷口や、研究室で飼育されたラットやマウスの傷口も調べました。
その結果、霊長類の動物の皮膚が治癒する速度は1日0.62mmで、マウスもほぼ同じだった一方、人間は1日0.25mmと、圧倒的に遅いことがわかりました。そのことを示すグラフが以下。アヌビスヒヒ(Baboon)、チンパンジー(Chimpanzee)、ベルベットモンキー(Velvet)、サイクスモンキー(Sykes)などの霊長類と比べると、人間(Human)がいかに例外的なのかがわかります。
松本氏は「この研究の重要な点は2つあります。1つは、ヒト以外の動物には最適な治癒速度がある可能性があることです。もう1つは、ヒトの遅い創傷治癒速度はヒト系統で獲得されたと推定されることです」と述べました。
研究には直接携わっていないロックフェラー大学の幹細胞生物学者で、皮膚の成長と修復を研究しているエレイン・フックス氏によると、人間のケガの治りがサルより遅い理由は、体毛の違いにあるとのこと。
毛包に存在する幹細胞は、通常は毛を生やすだけですが、必要に応じて皮膚を再生させることもできます。一方、人類の祖先は毛包のほとんどを失い、代わりに多数の汗腺を獲得しました。汗腺にも幹細胞はありますが、傷の修復速度ははるかに遅くなります。
今回の研究では、600万年前に人類の祖先がチンパンジーと分岐して以降、比較的最近になってから治癒速度が遅くなった可能性があることが示されました。
ケガの治りが遅くなるように進化するというのは直感に反していますが、研究者らは「毛皮を失った代わりに優れた発汗能力を獲得したことで、人類の祖先は暑い環境に適応し、大きな脳を効果的に冷却できるようになった」と推測しています。また、傷の治りが遅くても、社会的支援のおかげで生き延びられたとも考えられています。
フックス氏は「人類の進化上の不利は傷の治りが遅くなったことです。しかし、人類は毛を失うことで別のメリットを得ました。必要なら、コートを着ることもできますしね」と話しました。
https://gigazine.net/news/20250501-humans-heal-3-times-slower/
人間が傷を負うと、まず出血を防ぐために血が凝固し、続いて好中球やマクロファージなどの免疫細胞が傷口に駆けつけて細菌を退治し、異物や死んだ組織などを片付けます。その後、線維芽細胞が皮膚の素材であるコラーゲンなどを生成したり、新しい血管の形成により栄養素が供給されたりして、損傷した体組織の修復が進んでいきます。
このメカニズムは「再上皮化」と呼ばれており、チンパンジーなども似たようなプロセスでケガを治しますが、非ヒト霊長類と比べると人間の治癒速度は圧倒的に遅いといわれています。
この特徴がヒトに特有なものなのかや、系統進化の過程でいつ出現したのかを知るため、琉球大学の霊長類学者である松本晶子氏らの研究チームはヒト、非ヒト霊長類、それ以外の哺乳類の傷がどのように治るのかを観察する研究を行いました。
霊長類の実験では、野生で捕獲され、その後ケニア霊長類研究所で飼育された3種の霊長類に麻酔をかけて、直径40mmの創傷を作ってから、毎日の傷口の大きさや形状を測定しました。また、京都大学野生動物研究センターが保有する熊本サンクチュアリのチンパンジー5頭が自然に負った傷の写真の分析も行われました。さらに、研究チームは琉球大学病院で皮膚腫瘍の摘出手術を受けたボランティア24人の傷口や、研究室で飼育されたラットやマウスの傷口も調べました。
その結果、霊長類の動物の皮膚が治癒する速度は1日0.62mmで、マウスもほぼ同じだった一方、人間は1日0.25mmと、圧倒的に遅いことがわかりました。そのことを示すグラフが以下。アヌビスヒヒ(Baboon)、チンパンジー(Chimpanzee)、ベルベットモンキー(Velvet)、サイクスモンキー(Sykes)などの霊長類と比べると、人間(Human)がいかに例外的なのかがわかります。
松本氏は「この研究の重要な点は2つあります。1つは、ヒト以外の動物には最適な治癒速度がある可能性があることです。もう1つは、ヒトの遅い創傷治癒速度はヒト系統で獲得されたと推定されることです」と述べました。
研究には直接携わっていないロックフェラー大学の幹細胞生物学者で、皮膚の成長と修復を研究しているエレイン・フックス氏によると、人間のケガの治りがサルより遅い理由は、体毛の違いにあるとのこと。
毛包に存在する幹細胞は、通常は毛を生やすだけですが、必要に応じて皮膚を再生させることもできます。一方、人類の祖先は毛包のほとんどを失い、代わりに多数の汗腺を獲得しました。汗腺にも幹細胞はありますが、傷の修復速度ははるかに遅くなります。
今回の研究では、600万年前に人類の祖先がチンパンジーと分岐して以降、比較的最近になってから治癒速度が遅くなった可能性があることが示されました。
ケガの治りが遅くなるように進化するというのは直感に反していますが、研究者らは「毛皮を失った代わりに優れた発汗能力を獲得したことで、人類の祖先は暑い環境に適応し、大きな脳を効果的に冷却できるようになった」と推測しています。また、傷の治りが遅くても、社会的支援のおかげで生き延びられたとも考えられています。
フックス氏は「人類の進化上の不利は傷の治りが遅くなったことです。しかし、人類は毛を失うことで別のメリットを得ました。必要なら、コートを着ることもできますしね」と話しました。
https://gigazine.net/news/20250501-humans-heal-3-times-slower/
3 🐙 :2025/05/01(木) 12:52:29.61 ID:S/F5bKsE
また髪の話してる…
4 🐙 :2025/05/01(木) 12:53:21.44 ID:Y2/Q61gq
ケガ無いって言って無病息災の神様じゃなかったんか
5 Ψ :2025/05/01(木) 15:42:12.72 ID:Enu9HmD6
そういや人間って
しっぽ切っても生えてこないよね
しっぽ切っても生えてこないよね


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